ユビレジ導入でお客様とのタッチ数が減った分だけ、先回りした接客を心がけています
“京都の町屋がコンセプトの昭和レトロな空間”と素材を活かしたお料理が楽しめる
京町恋しぐれ 新宿 本館さんは新宿駅東口から徒歩2分の場所にある、京の風情漂うレトロモダンなお店です。エレベーターの扉が開くと、まるで異世界に迷い込んだかのような、でもどこか懐かしい和の空間が広がります。おすすめメニューは、お酒の“アテ”になり、見た目もシズル感のあるお寿司「あて巻き」、寒い時期に特に人気のお鍋、ディナータイムにも注文が多いクリームソーダ。いずれも数種類あり、選ぶのも楽しめそうです。
株式会社ダイヤモンドダイニングの中でも大型のお店で、外国人旅行者のご利用も多く、お客様は平日でも1日200人、金曜日や週末になると400名になる日もあるのだそう。今回は老若男女問わず幅広いお客様で賑わう京町恋しぐれの店長の倉持様にお話を聞いてまいりました。
「ユビレジ」がマルチ決済端末と連携しているから、手入力によるヒューマンエラーを回避できる様になった
ユビレジへの変更はスムーズでしたでしょうか?
倉持様:はい。これはレジだけでないのですが、モバイルオーダーを含めて、スタッフの教育にかかる時間が比較的少なく済んでいる印象があります。
それは良かったです。以前のレジと比較してユビレジの使い勝手はいかがですか?
倉持様:当店はクレジットカードでの決済が多いのですが、これまではレジとクレジットカード端末が連携していなかったので金額を都度手入力する必要があり、どうしても入力ミスによる誤差が生じることがありました。入力ミスが起こると、お客様にご連絡して対応して、などご迷惑をかけてしまうことがあり、申し訳なく思っておりました。それが、ユビレジ導入と合わせてマルチ決済端末のステラターミナルを導入することにより、手入力から解放され、金額ミスが全くなくなりました。
お客様に多様な決済方法が提供できる上、ヒューマンエラーの心配もなくなった、最高!と感じています。
タブレットの卓上オーダーから「ユビレジ QRオーダー&決済」に変更。1台ずつやっていた設定変更が一括で完了。閉店後の作業ストレスも軽減
導入以前はタブレットオーダーを導入していたそうですね
倉持様:はい。各テーブルにタブレットが1台ずつ設置されていて、お客様にはタブレットから注文をしていただいていました。ご来店いただいた際にご注文方法を説明するトークスクリプトがあるのですが、タブレットからモバイルオーダーに変わっても大きく変更することもなく移行できたと思います。でも格段に店舗オペレーションが軽減されましたね。
軽減されたのはどの様なオペレーションですか?
倉持様:まずは閉店後の作業です。
これまでは閉店後に各テーブルにあるタブレットを回収し、清掃・消毒、不具合や破損の点検、充電を実施していました。一つ一つは大した作業ではないのですが、やはり手間は手間。時には充電を忘れてしまう、ということも起きていました。
ユビレジのモバイルオーダーでは、お客様のスマートフォンを使ってオーダーいただくので、導入後はタブレットの時の様な作業はゼロになり、閉店後の店舗オペレーションも従業員のストレスも大幅に改善されたと感じています。
これまであった作業がなくなる、というのは大きな変化ですね。他にはどの様なことがありますか?
倉持様:その他にはメニューや設定の変更が一括でできる点ですね。タブレットオーダーの時は1台毎に変更が必要でしたが、まずお店で運用していたタブレット自体がなくなりましたし、クラウド上で変更すれば全てが変更が反映されているので楽になりました。
モバイルオーダーへのお客様の反応はいかがですか?
倉持様:建物の構造上、電波が入りづらいという状態だったのでフリーWi-Fiを設置しました。その環境整備の甲斐もあり、お客様にはスムーズに受け入れていただいている印象です。一方で当店はお客様の年齢層も幅広いのですが、どうしてもご年配の方の中にはモバイルオーダーに抵抗感を感じる方もいらっしゃいます。
何か工夫されていることはありますか?
倉持様:一緒に使ってみたり、丁寧にご説明しています。あとは臨機応変に対応する様にしています。ユビレジプロダクトの導入によって業務工数が減っていること、それに合わせてシフトを組んでいることによって、お客様に丁寧に対応できています。
またオーダーをお客様自身にやっていただく分、お客様とのタッチ数は減るという面はあります。その分、お客様のお食事の進み具合を見て次の一品に備える、お鍋の注文があればちょうど良いタイミングでコンロを持っていく、おしぼりとお茶の提供をする、などお客様に心地よくお過ごしいただける様ホスピタリティの高い接客を心がけています。
引き続き京町恋しぐれブランドの成長と発展を試みる
テクノロジーができるところはテクノロジーにまかせ、人にしかできないことに力を注いでいる、ということですね。最後に今後の展望をお聞かせください
倉持様:京町恋しぐれは今は新宿の1店舗ですが、たくさんのお客様に楽しんでいただけるブランドであると思います。都内であれば渋谷や池袋などにもお店を出したいし、成長させてゆくゆくは地方に展開していきたいですね。
そのためには、モバイルオーダーのブランディング強化やオペレーション面の改善など、ユビレジさんにはさらに機能面の拡充をお願いしていきたいと思っています。
お客様にご満足いただけるよう、プロダクト作りに精進してまいります。本日はありがとうございました。
店舗名「京町恋しぐれ 新宿 本館」
住所
東京都新宿区新宿3-27-10 武蔵野会館6F
電話番号
03-5360-7644
営業時間
月~木 17:00~23:00
金 17:00~02:00
土 13:00~23:00
日 13:00~22:00
定休日
年末年始の営業時間は変更の場合があり