パティスリーGIN NO MORI（株式会社 銀の森コーポレーション）

リスの料理長と副料理長が作る手作り洋菓子が提供する「パティスリーGIN NO MORI」

岐阜県にある「食」の複合施設「恵那 銀の森」や、料理長の「チェス」と副料理長の「ナッツ」（合わせて「チェスナッツ＝栗」）の2人のリスの料理人が作る手作り洋菓子を販売する「パティスリーGIN NO MORI」など、自然をモチーフにしたおとぎ話のような世界観で複合事業を展開する株式会社 銀の森コーポレーション様。現在、東京（銀座、麻布台ヒルズ、東京駅）、名古屋、大阪にある「パティスリーGIN NO MORI」の5店舗でクラウドPOSレジ「ユビレジ」をご活用いただいています。

人気商品はフランス語で小さな森を意味する「プティボワ」というクッキー缶で、どんぐりの粉を使ったクッキーが缶の中に仕切りを使わずにキレイに並べられています。そのほかにもパウンドケーキやコンフィチュール、それらにマッチする紅茶も販売しています。各店舗には店舗限定の商品があり、麻布台ヒルズ店のクッキー缶は、午前中には売り切れになるほどの人気だそうです。

今回はブランド管理室次長の田中様、「パティスリーGIN NO MORI」の麻布台ヒルズ店 店長の奥山様にお話しを伺いました。

銀座本店を皮切りに、現在5店舗で「ユビレジ」を利用中。費用も設置までの時間も抑えられて助かった

「パティスリーGIN NO MORI」の銀座本店様を開店するタイミングで「ユビレジ」を導入したそうですね

ブランド管理室次長　田中様：はい。2021年にGINZA SIXに「パティスリーGIN NO MORI銀座本店」を開店する際に導入しました。以前運営していた店舗では大きなPOSレジを使っていたのですが、導入費用がかなり高額であること、また広い設置スペースが必要なことが課題でした。そこで銀座本店のオープンに合わせて店舗のレジを見直すことになり、省スペースで設置できるタブレット型レジを前提に検討を始めました。

タブレット型レジもいくつかありますが、どのように選定したのでしょうか

田中様：何社かに問い合わせて営業の方に相談したのに加えて、知り合いのお店などに出向いて、実際に使っているところを見せてもらいました。その中で、ランニング費用や手軽さ、使い勝手の評判がよかったこともあり、総合的に見て「ユビレジ」に決定しました。

いざ導入すると、費用面やスペースのニーズにマッチしていたことはもちろんですが、営業の方の対応も早く、導入までのリードタイムが2週間ほど、ととても短かったです。これまで5店舗で導入作業をしましたが、設置も時間がかからずカンタンです。

売上情報がリアルタイムでわかるから、翌日の出荷分の手配も本部からスムーズにできる

本部では普段どのように「ユビレジ」を活用されているのでしょうか

田中様：全5店舗の商品の一元管理をしています。商品の登録や修正など、お店のスタッフはあまりやりたがらない（笑）のですが、こちらで追加や変更などができるので便利です。

各店舗の倉庫はあまり大きなスペースはなく、多く納品してしまうと余剰になってしまいます。そこで弊社では店舗が商品を発注するのでなく、本部が毎日納品する数量を決定し発送の管理もしています。通常は午前中に売上の速報値を見て出荷量を決定し、毎日16時の集荷に間に合うように隣接する製造工場で準備し出荷しています。

季節限定商品やイベント時は商品の動きが瞬間的にあがったり波が広く予測もしづらいのですが、「ユビレジ」は売上の状況がリアルタイムで把握できるので、動きを見ながら商品のコントロールができて助かっています。限定商品は賞味期限もありますし、ロスにならないように早めに売り切りたい。そんな時も「ユビレジ」で売上を細かく見て、ある店舗の余剰分を在庫のない別の店舗に送るなど、日々コントロールしています。

売上管理だけでなく、マーケティングにも「ユビレジ」が役に立っているのですね

田中様：POSレジを「ユビレジ」に統一して本部で一元管理しているので、その点は本当にやりやすくなりました。業務柄、出張も多いですし、店舗も365日稼働しているので、気になった時に出張先や自宅からでも管理画面にアクセスでき、数字や商品の動きが簡単に確認できて期待以上です。私は商品企画もしているので、新商品の発売日の状況は特に気になるのですが、「どうなっただろう」と思った時にパッと簡単に見られるのが良いですね。現在は、マーケティングや商品を出荷する商品部のメンバーが管理画面にアクセスできるようになっていますが、他のメンバーも気になった時に同じような使い方をして状況を把握しています。

「ユビレジ」は1回使い方を教えたらだいたい使えるようになる

麻布台ヒルズ店は、商業施設の開業に合わせてオープンしましたね

普段はどのようなお客様が多いのでしょうか

奥山様：メインは女性のお客様です。年齢は10代から幅広くいらっしゃいます。また、麻布台ヒルズのオフィス棟に勤務する男性の方が手土産で買いに来ることもあります。隣のチームラボさんが年明けからオープンして来客数が一気に増加しました。外国のお客様はチームラボさんに行った後に寄ってくださることが多いですね。外国の方向けにはポップを準備したり、冊子を見ていただきながら接客しています。

外国の方にも人気なのですね。スタッフの方の反応はいかがですか

奥山様：大学生や主婦などのパートタイムのスタッフが勤務していますが、初めて使う場合でも1回使い方を教えてしばらく横について見ていると、だいたい半日ほど実際のレジ業務をやってみると問題なく使えるようになります。とてもスムーズに覚えていただけています。

通常は2名体制、週末の忙しい時や新しい人が入った時は3名体制で運営していて、何か急な変更がある時は近隣の店舗から応援に来てもらうのですが、商業施設がそれぞれ異なっていてもレジは「ユビレジ」で統一されているので、新しく覚えることなく通常の通りに対応できるのが良いですね。

銀の森様では、商品や売上は本部で一括管理している、とのことでしが、店舗ではレジ以外でどのように活用されていますか

奥山様：本部側で出荷して翌日に入荷する商品の種類と数量を確認したり、レジ締め後に売上や会計処理に間違いがないかの最終チェックをする、などが通常で行っていることです。簡単な事務処理は、レジのiPadを外してカウンターの一角で行うこともあります。限られたスタッフ数で店舗を運営しているので、PC作業をするために売場を離れることなく作業できるので助かっています。

「ユビレジ」で困っていることは、ありません

最後に今後の展望について教えてください

ブランド管理室次長　田中様：現在、「パティスリーGIN NO MORI」は5店舗展開してますが、今後はさらに店舗数を増やしていきたいと思っています。さらに魅力的な商品を増やして、お客様に楽しんでいただきたいですね。

それは楽しみですね。「ユビレジ」にお手伝いできること、改善点などはいかがですか

今「ユビレジ」で困ってることはないかな。本部は17時に退勤しますが店舗はそれ以降も営業しています。先にもお話した通り管理画面にどこからでもアクセスできるから、退勤後から店舗の閉店までの時間の数値も、翌日の業務を待たずに気になった時に確認できます。

これからもご期待に沿えるように改善していきます。田中様、奥山様、本日はありがとうございました。