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煮込みや みよし(株式会社インスマート)

ずっと課題だった人手不足を、「ユビレジQRオーダー&決済」が解消してくれました。

素材にこだわった逸品と、焼酎を凍らせたレモンハイなどが楽しめる大衆居酒屋

株式会社インスマートは2002年に広島で創業し、レストランや居酒屋などFCも含め28店舗(2022年1月時点)を経営しています。

今回は、同社の居酒屋業態の中でも特に常連さんの多い繁盛店「煮込みや みよし」さんに取材に伺いました。こちらのお店の名物料理は、店名にもある通り長時間じっくり煮込んだ「もつ煮込み」。さらにお料理に合わせたドリンクメニューも豊富で、地元広島竹鶴酒造の日本酒や自家製梅酒に加え、広島県蒲刈産のレモンを使用した「氷結レモンハイ」などが人気です。

みよし名物!「もつ煮込み」
広島県蒲刈産のレモンを使用した「氷結!レモンハイ」

「ユビレジQRオーダー&決済」のおかげで、お客様を気にかける時間が増えました。

「ユビレジ」の導入は2013年、10店舗一斉にして下さったそうですね。

そうですね、ちょうど既存レジの買い替え時期が近づいていたので、新たなレジを探していました。その頃はタブレットレジが今のように普及していなかった時代ですが、いち早くサービスをローンチしていたユビレジの事は、IT系のニュースなどで何となく知ってはいました。ただ実際に話を聞いてみようと思ったのは、お世話になっているビールメーカーの営業担当の人が「オススメだよ」と紹介してくれたのがきっかけです。

お話を伺ったのは「煮込みやみよし店長の長崎様(写真左)」と「同社システム導入担当の白井様(写真右)」

導入の決め手は何だったのでしょうか?

これまで使用していたいわゆるレガシーPOSと違って初期費用が圧倒的に安かった事と、汎用性のある機器(iPadやiPhone)をレジやハンディとして使用するので、万が一壊れても自分たちで機器の修理や購入をする事ができる、運用のしやすさも魅力でした。レガシーPOSはたくさんの機能が搭載されているのは良い事なのですが、そのぶん調子が悪くなった際のメンテナンスが複雑すぎて、専門の方に対応して頂かないと自分達ではどうする事もできなかったので。

あとは、既に導入済みだった本部システムのFooding Journalと連携ができている事、ハンディとPOSレジが連動している事、当社の多くの店舗で実施している“飲み放題”対応も可能だった事など、こちらの要望が全て叶いそうだったので話を聞いた後は割とすんなり導入を決めた記憶があります。

長年(8年以上)ユビレジを使って下さっていますが、これまでに不便を感じた事はありましたか?

正直、導入当初の2013年頃はサポート体制をもう少し強化してほしいと思った事はありました。というのも、これまで使用していたレガシーPOSは大手企業の製品でしたのでサポートがとても手厚かったのです。そこと比較すると、最初はどうしてもユビレジのサポートに不安を感じていたのは事実です。

ただそう思ったのは最初だけで、「ユビレジ」はそもそもサービス自体がシンプルで使いやすかったので、これまでのような手厚いサポートは逆に必要ないと感じるようになりました。手厚いサポートがあるという事は安心感に繋がりますが、その分コストもかかります。ユーザーとしては、できるだけサポートに頼らなくても、誰でも簡単に使えるサービスの方が利便性は高いなと今は実感しています。

昨年(2021年)からは、新サービス「ユビレジ QRオーダー&決済」を居酒屋全店に導入頂きました。

当社はここ数年ずっと人手不足で困っていたので、最初は卓上に設置するセルフオーダーシステムを検討していました。しかし初期費用が非常に高く、メンテナンスも大変そうだったので断念したのです。とはいえ人手不足は変わらないので、オーダー業務を効率化したいとう思いはずっとありました。

そこでタイミングよくユビレジから新サービスの案内を受けたのですが、その時は飲み放題の対応ができなかったので一旦見送りました。いまはコロナ禍で宴会が減っていますが、当社の居酒屋は飲み放題の需要が非常に多いので、そこは譲れないところでした。ただそこから数ヶ月で機能アップデートをしたようで、「飲み放題対応できました!」と改めて案内してくれたので、「待ってました!笑」と導入を決めました。

「煮込みや みよし」は奥に座敷もあり全部で100席

お店は非常に常連さんが多いと伺いましたが、新しいオーダー方法対するお客様の反応はどうでしたか?

正直、常連さんは最初「面倒だな〜」と嫌がる方が多かったです。ただサービスを導入した背景(主に下記の2点)を丁寧にご説明すると、みなさんご理解してくださいました。

  • 店舗はずっと人手不足。なので、オーダー業務を効率化してそのぶん料理やドリンクの提供スピードを早くしたい。
  • 混雑時はスタッフが捕まらず「注文したくてもなかなか出来なかった」というお客様の声が多かったので、そのストレスを無くしたい。

おかげで、いまでは当店の「ユビレジ QRオーダー&決済」利用率は、ほぼ100%です。

お店でご用意した案内を各テーブルに設置しているとの事

実際、人手不足の解消に貢献できていますか?

店舗が人手不足である事自体は変わらないのですが、効果は実感しています。例えば「煮込みや みよし」は、これまで7人のアルバイトスタッフが必要だと思っていたのですが、人手不足で5人しかシフトに入れなかった時も、7人の時と同じようにお店を運営する事ができました。結果的に「ユビレジ QRオーダー&決済」がアルバイト2名分の働きをしてくれた事になります。仮に時給1,000円で5時間稼働したとすると、アルバイト2名の人件費は1日10,000円。これと月額のサービス利用料を比較すると、非常に費用対効果の高いサービスであると経営陣も納得しています。

またこれは個人的な感想ですが、飲食店・特に居酒屋のように1人が複数回注文する業態でのオーダー受け業務って、想像以上に工数がかかっていたのだな、と改めて気づきになりました。

スタッフさんが2名少なくても、通常通り運営できたって凄いですね。

そうですね、ただ当社のそもそも導入目的は人を減らす事ではなく、人手不足の解消です。前述したような費用対効果が得られたことは重要な指標ではあるのですが、それよりももっと価値があったのは、オーダー業務が効率化された事でスタッフに時間の余裕ができ、お客様を気にかける時間が増えた事です。スタッフ数が足りないと、どうしても目先の業務をこなすのに精一杯になり、必要最低限の接客しかできなくなってしまいます。

満足な接客ができずお客様をがっかりさせてしまう事は絶対に避けたいので、「ユビレジ QRオーダー&決済」導入によって、人手不足でも理想の店舗運営が継続できているのが一番の効果だと感じています。

オーダー画面のメニュー表記を工夫されているそうですね。

何回か通っている常連さんを除き、初めて来店するお客様は頼みたいメニューが一体どのくらいのボリュームなのか分からないと思うので、メニューに対するサイズ感を記載するようにしています。小さな工夫ですがこのような記載をはじめてから「4人だと何皿が適当ですか?」などお客様から質問される事が無くなり、頼みすぎによる食べ残しも減ったように思います。「ユビレジ QRオーダー&決済」は、これまでのような紙のメニュー表と違って、加筆や修正がウェブ上から簡単にできるのも便利ですね。

その他「ユビレジ QRオーダー&決済」導入によるメリットがあれば教えて下さい

「ユビレジ ハンディ」と連携している点でしょうか。例えば品切れになった商品を「ユビレジ ハンディ」側で登録すると、その情報は「ユビレジ QRオーダー&決済」に同期され、お客様がオーダーする際に見るメニュー画面にも「Sold Out」の表示がされます。これまでのようにお客様に口頭でお伝えしなくとも、自動的に品切れ商品を周知する事ができるので、とても便利です。

また飲み放題についても、「ユビレジハンディ」側でメニューを切り替えればお客様のオーダー画面も自動で飲み放題メニューに切り替わるので、以前のように専用のメニューを取りに行く手間がなくなりました。

「ユビレジ ハンディ」でのメニュー切り替え画面

凄くサービスを使いこなして下さっていて嬉しいです。ありがとうございます。

引き続きコロナ禍は続き飲食業界は厳しい状況ではありますが、感染症対策をしっかり行いつつ、お客様に安心して食事を楽しんでいける場を今後も提供していきたいと思っています。

店舗名「煮込みや みよし」

住所

広島県広島市中区堀川町2-5

電話番号

050-5453-5461

営業時間

17:00~翌0:00

定休日

不定休

本導⼊事例の記載内容は取材当時(2022年2月4日)に書かれたものです。
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