使いやすさは分かっているから、新規出店の際もレジは「ユビレジ」と決めています

目次 開く
- 英国オックスフォード発。世界各国で愛されるクッキー専門店
- 以前のレジに課題感あり。新店舗オープンのタイミングでまずは1店舗から「ユビレジ」を導入
- "どこでも見られる・すぐに動ける"──現場に寄り添うPOS活用の実践
- 「ユビレジ」で働きやすさUP。レジ操作も新人スタッフの教育もスマートに
導入前の課題感
- これまでのレジは操作性が悪く、軽微な修正も煩雑だった。また故障などが起こった際の対応も出張で出向いてなど、非効率と感じていた
- 売上データの確認・分析が煩雑で、商品構成の最適化に時間を要していた
導入後の効果
- iPadを活用した「ユビレジ」は直感的に操作できる上、簡単な修正なら現場で即時に変更可能
- 全店舗を「ユビレジ」に統一し、売上管理や店舗間連携がスムーズに。リアルタイムで売上を一括把握できるから、店舗ごとの商品構成など戦略変更が効率化
英国オックスフォード発。世界各国で愛されるクッキー専門店
世界中で60店舗以上を展開する英国発のクッキーブランド「Ben’s Cookies」。小麦粉、無塩バター、ブラウンシュガー、新鮮な卵、ベルギー産高級チョコレートを使用し、保存料、着色料無添加。素材と品質、そしてその日に店舗のキッチンで焼き上げたクッキーを提供する、というこだわりが世界で愛されるクッキーの専門店です。その日本法人であるBen’s Cookies Japan株式会社では、国内の9店舗すべてでクラウドPOSレジ「ユビレジ」を導入しています。
今回は、訪日外国人観光客も多く訪れる浅草ROX・3G店を中心に、日本法人の内山様、浅草ROX・3G店 店長の山田様に、導入の背景や日々の活用方法についてお話を伺いました。


以前のレジに課題感あり。新店舗オープンのタイミングでまずは1店舗から「ユビレジ」を導入
現在、関東エリアに6店舗、関西エリアに3店舗、計9店舗で「ユビレジ」をご利用いただいています。「ユビレジ」を導入いただいたきっかけは何だったのでしょうか
内山様:初めて「ユビレジ」を導入したのは、横浜に以前あった店舗のオープンのタイミングでした。それまでは自由が丘店やGINZA SIX店で別のPOSレジを使用していたのですが、導入や運用費用が高いこと、レジや管理機能の操作性に課題を感じていました。特に、軽微な修正を行うにも都度サーバーを介する必要があり、業務上のストレスが大きかったのを覚えています。
そのため、新店舗の立ち上げにあたり、初期コストが抑えられて、現場で扱いやすいレジを探していたところ、Web検索で「ユビレジ」を見つけ、試験的に導入をしました。実際に使ってみると、非常に直感的で操作性が高く、社内でも評価が高かったため、その後の新規出店はすべて「ユビレジ」で統一しています。
「ユビレジ」に切り替えたことで、どのような変化がありましたか
内山様:まず大きな変化として、ランニングコストが抑えられた点が挙げられます。以前は故障時は出張して現場まで来てもらうなど、運用面に多くの負担がかかっていましたが、ユビレジ導入後はそうした課題が解消され、日常業務における効率も大きく改善されました。
“どこでも見られる・すぐに動ける”──現場に寄り添うPOS活用の実践
内山様は普段は店舗ではなく大阪本社にいらっしゃるとのことですが、管理部門としての「ユビレジ」活用について教えてください
内山様:普段は「ユビレジ」の親アカウントにアクセスして情報を見ています。9店舗すべてを「ユビレジ」に統一しているので、全店舗の売上情報を一元的に確認・管理できるので、非常に重宝しています。共通する商品カテゴリーの管理や追加も本部で一括対応できるため、業務の標準化が進みました。
また、ネット環境があればどこからでも管理画面にアクセスできるので、外出先や出張中でもリアルタイムで各店舗の状況を把握することができ便利ですね。
「ユビレジ」に統一されたことでほかにも良い点があるそうですね
内山様:スタッフの応援体制や商品移動といった業務連携においても、レジが統一されていることで業務の混乱がありません。たとえば、関東エリアでは浅草ROX・3G店と上野店、関西では京都四条店と心斎橋店などで、人手が不足している店舗へスタッフがヘルプに入ることがあるのですが、レジが統一されているため、どの店舗でもスムーズに業務を行えます。
また、店舗間で商品の移動を行うことが発生した際に、店舗同士で売上データをもとに判断して即座に対応ができます。決して頻度が高いことではないのですが、柔軟な対応ができる点は重宝しています。
関東と関西、エリアも店舗形態も異なる展開をされています。店舗ごとの商品構成にも違いを持たせているのでしょうか
内山様:各店舗の立地やターゲット層に応じて、商品構成を柔軟に変更しています。たとえば、浅草などファミリー層も多い店舗では、大人数向けの詰め合わせ商品を展開する傾向がありますが、銀座など中心部にある商業施設内の店舗では、よりコンパクトな商品ラインナップにするなどの工夫をしています。商品構成に合わせて店舗ごとに商品カテゴリーを変更することも「ユビレジ」は簡単にできるので助かっています。
余談ですが、京都の四条ではクッキーを買って鴨川を食べ歩きするお客様も多いんですよ。

クッキーを片手に鴨川散策、素敵ですね!本当にお客様のニーズは店舗によってそれぞれ違いますね
内山様:そうですね。ほかにも、商業施設では施設側のイベントや季節のキャンペーンに合わせて、短期的な特典や割引の施策が頻繁に発生します。そんな時に、カテゴリー設定をはじめとした「ユビレジ」の柔軟性は現場オペレーションにおいて大きな助けとなっています。
確かに商業施設では来店するたびに様々な催しが行われていますよね。POSレジがそのような場面で役に立っているのだ、ということが分かりました。
「ユビレジ」で働きやすさUP。レジ操作も新人スタッフの教育もスマートに
浅草ROX・3G店の店舗特徴について教えてください
山田様:浅草という観光地に位置しているため、訪日外国人観光客の比率が非常に高く、来店者の約8割を占めます。特に夕方以降は観光を終えた方々で混み合います。ほかにはバレンタインやホワイトデー、浅草の祭礼時期などは通常以上の来客が見込まれます。
また、GINZA SIX店でBen’s Cookiesを知って来店される日本人のお客様もいらっしゃり、「浅草にあったんだ!」という反応で立ち寄っていただくことも多いですね。GINZA SIX店は当社の中でも人気店でとても混み合っているので、浅草ROX・3G店は穴場です。
ユビレジの操作性について、現場ではどのように評価されていますか

山田様:非常に直感的で扱いやすいと評価されています。iPadを使用しているため、スマートフォンに慣れている方ならすぐに操作に馴染める印象です。画面の構成もシンプルで、必要な操作が明確に整理されており、タップする場所も分かり易いので、ミスが起きにくい設計になっていると感じています。
仮に操作を誤ってしまった場合でも、訂正作業がスムーズに行えるため、焦らず落ち着いて対応できる点も実務上大きなメリットです。私が以前勤めていた店舗のレジでは、例えば価格の設定が間違っている時などは、一旦PCに戻って価格の訂正操作をしてと、お客様をお待たせすることがありましたが、「ユビレジ」ではそういう場面でもお待たせすることはないですね。
スタッフ教育の面ではいかがでしょうか?
山田様:POSレジ未経験のスタッフでも、簡単な説明で基本操作をすぐに習得できています。レジ操作に慣れているスタッフであれば、一通り説明した後に、教育担当が新人スタッフの実際のレジ操作を2〜3回一緒に見る程度で、問題なく使えるようになります。教育工数は明らかに削減できていると感じています。
店舗での管理画面の活用や、施設側への報告業務について教えてください
山田様:店舗内では商品別の売上を日々確認しており、販売状況の把握や売れ筋商品の分析などに活用しています。また、テナント施設側への売上報告についても、「ユビレジ」の精算レシートや日報データを活用しています。レジ締め作業もシンプルなので、閉店後の作業も非常にスムーズです。

店舗での運用にも役に立っているようでよかったです。最後に、ユビレジへの期待があればお聞かせください
内山様:現場のオペレーションに寄り添った機能が多数あり、非常に実用的なツールだと感じています。今後も、さらなる機能強化やインターフェースの改善などを通じて、拡大する店舗展開とともに成長できるパートナーとして期待しています。
内山様、山田様、本日はありがとうございました。
Ben’s Cookies 浅草ROX・3G店
住所
東京都台東区浅草1丁目26-5 浅草ROX・3G1階
電話番号
03-5830-6778
営業時間
月から日:10:30~21:00
定休日
浅草ROX・3G店に準ずる