アナログな事務作業がなくなった事で、月10万円以上のコストカットができました
60年以上の歴史を持つ、老舗ギター音楽教室
地域密着型のギター音楽教室を運営している「新堀ギター音楽院」は、約60年前、杉並区阿佐ヶ谷に教室第1号を構えたのが始まりです。
“心の糧になる音楽をすべての人へ”という教育理念を掲げ、着実に教室数を増やし、今では23教室・約3,000人(直営のみ)の生徒が在籍しているそうです。
また、180名いる先生の多くは同校の卒業生。そのため、生徒と先生はまるでファミリーのように仲が良く、これが長年地域の方々に愛される所以なのかもしれません。また、通常のギター教室と違い合奏が多く、アルト・プライム・バスギターなど、27種類のオリジナルギターを自社開発し、アンサンブルの発表会などを随時開催しているのも特徴です。
ずっとやりたかった“先生ごとの成績管理”が、想い通り実現できました
ユビレジ導入前の会計管理はどのようにされていたのですか
POSレジなどのシステム導入をしていなかったので、入金記録や帳簿などは、全てノートに手書きで管理していました。例えば、月謝の支払いサイクルは「毎月・3ヶ月ごと・1年まとめて」など複数の中から選べるのですが、どの生徒がどのサイクルで、いつまで入金済みなのか?を確認したい場合は、その都度手書きノートを開いて確認していました。
なぜPOSレジを導入しようと思ったのですか
POSレジ導入前は、担当の先生が生徒の入金管理を行なっており(1人の先生が50〜70人の生徒を担当)結構な負担になっていたので、業務効率化の必要性はずっと感じていました。
それで、ユビレジ含む5社のタブレットレジを試されたのですね
はい、5社全て無料アカウントを作成して、操作性や機能を比較しました。タブレットPOSレジ導入で実現したかったのは大きく2つあって、「今まで手書き管理だった入金記録(教室名・先生名・生徒名・入金日・入金内容・入金方法)をデータで残す」事と、「先生ごとの成績(売上)管理をPOSで行う」事。この両方を実現できそうだったのは、ユビレジともう1社だけでした。
では、なぜ最終的にユビレジを選んで頂いたのでしょうか
”先生ごとの成績(売上)管理”がもう1社よりも思い通りにできそうだったことと、操作性が他社よりも優れていて、簡単だと感じたからです。あとは、既に導入済みだった、決済端末Squareとユビレジが連携しているのもポイントでした。無料プランで使い勝手は十分確認できていたので、ユビレジに決めたら、全教室一斉に導入しました。
”先生ごとの成績(売上)管理”は、どのように行なっているのですか
ユビレジの「タグ・顧客」機能を活用しています。教室ごとにユビレジアカウントを取得し、「タグ」にその教室に在籍している全ての先生の氏名を登録し、「顧客」に教室に通う生徒名を登録しています。
こうする事で、POSレジ導入で実現したかった「教室名・先生名・生徒名・入金日・入金内容・入金方法」の全てのデータ取得と保存が可能となりました。抜け漏れがないように、念のためタグ入力必須化機能も活用しています。
他に、ユビレジを導入して良かったことはありますか
売上データをアナログからクラウド管理に移行できた事で、各教室の売上を、本部が一元管理できるようになったことです。これまでは、各教室から送られてくる手書きの帳簿だけが売上確認をする手段でしたから。ユビレジのおかげで、会社全体のお金の流れが明確になりました。
さらに、コスト削減にも貢献できたと伺いました
はい。これまで行っていた手書きの帳簿作成は、1教室あたり毎月およそ10時間程度の時間が必要でした。仮に先生の時給を1,200円だとすると、1,200円×10時間=月12,000円の作業コストが発生します。ユビレジ導入でこれがゼロになったので、月額利用料約7,000円を差し引いても、毎月5,000円分のコストカットが出来たことに。当社でユビレジを導入しているのは現在23教室あるので、5,000円×23教室、単純計算で月額10万円以上目に見えるメリットが生まれました。
ちなみに、現場の方はユビレジ導入に対してポジティブでしたか?
概ねポジティブだったと記憶していますが、もちろんネガティブな意見もありました。ユビレジは確かに簡単で使いやすいですが、一定の操作方法を覚える必要はあるので「今まで通りの方が楽だった」という意見は確かにありました。ただ、導入して約1年経ち、みんな操作に慣れた今は「どう考えてもユビレジで会計管理をした方が楽だ」と、アナログ時代を懐かしむ人は1人もいません。
この度は取材にご協力頂きありがとうございました。今後とも宜しくお願い致します。