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弁当・惣菜 ギミサモ

テイクアウトとイートイン、どちらも対応できる柔軟なユビレジに魅力を感じました。

お客様の『もっと!』を叶える、イートインしても楽しいお洒落な惣菜屋さん

カフェのような内装に、羽釜やグラスハンガーが違和感なく溶け込む

JR大森駅近くの商店街を抜けた先、車や人が程よく行き交う道路沿いにひょっこりと現れる小さなデリ「ギミサモ」。昔ながらの飲み屋や大手のチェーン店が林立する中、シックな色合いで可愛らしくデザインされた看板とメニュー案内がひときわ目を引く。ユニークな店名も気になり、思わず立ち止まってしまうお店です。「『ギミサモ』という店名は『Give me some more』という英語が元になっています。お客様に『もっと食べたい!もっとくつろぎたい!』と思ってもらいたいという願いがこもっているんです」と語るのは、代表の山口祐介さん。シェフと2人でお店を立ち上げ、その2人で切り盛りしている。

お店で扱うのは、お惣菜とお弁当。かといってただのお弁当屋さんではありません。店舗の奥にはカウンターとテーブルを備え、イートインで食事を楽しめる。ショーケースに並んだ彩り豊かでヘルシーなお惣菜やおにぎりを、お弁当にして持ち帰ってもいいし、奥の席に座ってその場でのんびり食べてもいい。お酒も提供しているので、晩酌の場としても利用できる。自由に楽しめるのが何よりの特徴です。「メニューは、シェフと2人で話し合って決めますが、お客様の意見もかなり参考にします。お客様との距離感も近いので、会話の中でいろいろ伝えてくださるのがありがたいですね」と山口さんは笑う。

お弁当は、日替わりで何種類もあるメインとお惣菜を組み合わせて選べるから毎日来ても飽きない。「こだわらないのがこだわり」というその言葉どおり、和洋問わないアイデアに溢れたお惣菜が並ぶ。野菜をふんだんに使う無添加のヘルシーなおかずも、羽釜で炊いた本格派の白米や雑穀米も大好評。

看板メニューの「てまりおにぎり」と「唐揚げ小判」

でもお店づくりにはこだわりがあると言います。「お店ではゆっくりしてほしいんです。目指しているのは『心も身体も癒すお店』。もともとカフェをやりたかったのですが、カフェは飲み物が主体なので、健康(身体)を癒すことはできません。かといって、お弁当屋さんだけだとお店でゆっくり過ごして心を癒すことはできない。そこで行き着いたのが、今のスタイルです」

確かに、手作りの風合いが居心地良いお洒落な店内には、思わず長居してしまいそう。こうしたコンセプトのお店はこの近隣では異色。お弁当・外食の激戦区と言われる地域の中で他にない立ち位置を確立し、リピーターのお客様が増え続けているそうです。

2人だけのお店だからこそPOSは必須。視覚的でわかりやすく、やりたいことができるユビレジを選択した

インタビューに答える、長く飲食業界に身を置いてきたギミサモ代表の山口さん。

自分のお店を持つにあたって、どんな風にレジ導入を決めましたか。

「レジには、POS機能が欲しいと思っていました。2人だけでお店を回すので、売上の集計や分析に時間はかけられません。手軽に情報を把握したかったんです。

レジのタイプとしては、iPadのレジアプリがいいなと思っていました。スマートなイメージで、お店の雰囲気にも合うと考えたので。

はじめはユビレジとは違うアプリを検討していたのですが、当店でやりたかった『レジで注文を受けてすぐにキッチンにデータを流す』ということができなかったので候補から外しました。

また、当店はイートインの場合も先払いです。テイクアウトと混在した注文をうまくキッチンに流すことができるのか、不安がありました。

そのうえでいくつかのアプリを調べてみましたが、ユビレジの営業の方に直接説明に来てもらって、実際に触ってユビレジに決めました。視覚的でわかりやすいし、柔軟で自分たちのやりたいことができると感じましたね」

登録しやすいメニューが嬉しい。売上は帰りの電車で手軽に確認

テイクアウトとイートイン、どちらのお客様も入り口横のレジで注文・会計を行う

テイクアウトとイートインのどちらも扱うという一風変わった業態で、ユビレジをどんな風に使っていますか。

「お客様がいらっしゃったらオーダーエントリーアプリを立ち上げて、お持ち帰りかイートインかを振り分け、注文をお受けします。そこで注文を決定するとキッチンのプリンタに注文票が流れるので、シェフが即座に調理や盛り付けを始めます。注文を流すとレジアプリが立ち上がるので、並行してお会計を進めます」

注文を受けるとすぐにキッチンプリンタから注文票が出てくる。会計と並行して調理できるのでお客様の待ち時間を短縮できる

メニューの登録もスムーズにできたと山口さん。「メニューの登録は、オープン前にはパソコンから行いました。開店準備でバタバタしていて、結局オープン前日に入力することになってしまったので、入力がやりやすくて助かりました。その後のメニュー変更は、大きな変更ではないのでiPad側でやっています。

実際に注文を流すときも使いやすいですね。当店のお弁当は、メインディッシュとお惣菜を組み合わせて、さらにお米の種類を選んでいただく方式なのですが、あらかじめ設定しているボタンを、開いた順番でタッチしていくだけなのでスムーズです」

分析機能はどれくらい使っていますか。

「閉店後に、商品別売上を見たりします。それと売上メールが閉店後に送られるように設定しているので、帰りの電車の中で確認しています。忙しいのでまだできていないのですが、今後は時間帯別の売上などを細かく分析できるようにしたいですね。オープン当初は作りすぎて失敗したという苦い経験があるので(笑)、作る量や並べる量を把握して調整したいんです。

注文ごとにタグをつけられる機能があるのですが、これもまだ使えていないので、レジと向き合う時間を作って、今後は活用していきたいですね」

シンプルで分かりやすく、誰でも使えるのがいい。分析機能はさらに使いこなしたい

「さらに分析機能を使いこなしていきたい」と山口さん

ユビレジを使って1ヶ月ほど。使い心地はどう感じていますか。

「他のレジと比べてアイコンがシンプルで使いやすいですね。登録さえすれば誰がやっても見やすくてわかりやすいです。シェフに使い方を教えたのですが、10分程度の説明で、すぐにマスターできました。

実は当初、私の休憩時間はお店を閉めていました。私がレジ担当だからです。ですが、シェフにレジの操作を覚えてもらえたので、私の休憩中はシェフにレジを対応してもらい、お店を閉めずに済むようになったんです。

使っていて不満や困ったことはほとんどないですね。メニューの登録でどうしたらいいか迷ったことがあったのですが、webサイト内のヘルプを見るだけで解決できました」

ユビレジに対して、お客様からの反応は何かありますか。

「iPadのレジを見て、驚く方もいらっしゃいます。従来のレジと違って、ゴツくなくて威圧感もないのはお客様にとっても良いことですよね。スマートですし、白くてやわらかい感じがお店の雰囲気に合っています。

場所を取らないのもいいですね。小さなキャッシュドロワを選んで、サイズ的にちょっと不安もあったのですが、今のところは問題ないです」

今後の目標を聞くと、こんな風に答えてくれました。

「先ほど言ったとおり、ユビレジはさらに活用したいです。タグをしっかり設定して、こまかく分析できるようにしていきたいですね。

お店としては、カフェとしても利用していただけるような体制を整えていくつもりです。今は昼と夜が集客のピークですが、昼過ぎや夕方の時間も過ごしていただけるように、コーヒーなども提供するかもしれません」

お客様のライフスタイルに合わせた、さまざまな顔を持つ『ギミサモ』の挑戦を、会計のパートナーとしてユビレジがこれからも支えていきます。

二人三脚で、心と身体を癒すお店を作り上げていく

2018年10月11日掲載時点の情報です

本導⼊事例の記載内容は取材当時(2018年10月11日)に書かれたものです。
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