

「ママのランチ会」「昼宴会」など、ここ最近はママさん向けの集客に力を入れている店舗が増えています。
ある程度子育ても落ち着き、使える時間が増えたママさんをうまく集客することでこれまでの顧客層と違った層へアプローチすることができ、収益へとつながります。
しかし、そういったママさんには時間や子どもの縛りがあるなど、これまでとは違う集客を実施していく必要があるでしょう。
今回は、ママさんの集客を増やすために抑えるべきポイントについてお伝えしていきましょう。
「ママ向け」であることをアピールしよう!

サラリーマンや学生などであればこれまでの集客方法と変わりなく行うことができますが、ママさんとなると集客方法に違いが生じます。
ママさんの場合は時間の縛り、子どもの縛り、家事の縛りなどがあるため、サラリーマンや学生と同じ手法での集客では難しいものがあります。
では、一体どのようなアピールをすることが重要なのでしょうか。ここでは「ママ向け」であることをアピールするため、今すぐできる施策について見ていきましょう。
ランチ会や昼宴会できることをアピールする
多くのママさんは家事や育児など時間の縛りがあるため、どうしても昼前から夕方手前くらいの時間帯利用になりがちです。
そのような時間の縛りを考慮するためにランチ会や昼宴会で利用できる旨をアピールすると良いでしょう。
ママさんはお金の管理もシビアにしていることがほとんどですので、ママ活や昼宴会はできるだけリーズナブルにする、なにか特典をつけることで興味を惹かれるでしょう。
ベビーカーで入店可能をアピールする
ママさんによっては小さなお子さんがいる場合があり、ママ友とのランチ会でお店を使う場合は多いものです。
そんなとき、ベビーカーでの入店が可能なお店は重宝され、リピート率が高くなります。
立地的にベビーカー入店が難しい場合でもなにかしらベビーカー入店の施策を巡らせることで、ママさん集客が活性化するようになるでしょう。
完全禁煙や完全分煙をアピールする
タバコの臭いというのは服につきやすく、多くのママさんはタバコとは無縁の生活を送っているため、喫煙可のお店というのは避けられてしまいます。
また、発育途中の小さなお子さんの場合は受動喫煙のリスクもあるため、いくらメニューやサービスは良くてもママさん達は寄り付きません。
完全禁煙や完全分煙をアピールすることでママさん達には安心感が生まれ、お子さんを連れたランチ会やママ活などで利用の機会が高まります。
個室利用可能なことをアピールする
周囲の目を気にすることなく、たまには個室でゆったり食事をしながらおしゃべりに花を咲かせたい、と考えるママさんは多いものです。
また、小さなお子さんを連れている場合、個室が利用できることで周囲に迷惑がかからず有意義に時間を使うことができます。
授乳が必要なお子さんの場合でも、個室であれば気にすることなく授乳できますので、個室の利用ができるのはポイントが高いと言えるでしょう。
アレルギー表示がメニューにつけてある
小さなお子さんを連れてのランチ会や食事会などの場合、アレルギー表示がメニューにあるとママさんは安心して入店することができます。
大人と違い小さな子どもはアレルギーに敏感であり、ママさんもとても繊細に気を付けているため、アレルギー表示があるお店だと入店率が高くなります。
牛乳、乳製品、卵、そば、小麦、甲殻類、果物など、どのようなものを使っているか?表示しておくだけでもママさんの安心感は違うでしょう。
ママ向けの喜ばれるメニューとは

ランチ会や昼宴会ではおしゃべりに花が咲きやすいものですが、それもママ向けの美味しいメニューがあってこそです。
日頃のストレスや疲れを癒すため美味しいものを食べたいと考えるママさんは多く、ママさんに向けたメニューがあれば強いアピールポイントになります。
ここでは、美味しく楽しい時間を過ごしてもらうため、ママ向けの喜ばれるメニューについて見ていきましょう。
野菜たっぷりのヘルシーメニュー
子育てや育児をしてきたママさんの多くは以前と比べると体重が増えてしまったり、身体のラインが気になることは多いものです。
そんなママさんに人気があるのは炭水化物を極力抑えた野菜をたっぷり使ったヘルシーメニューです。
旬の野菜を取り入れたり珍しい野菜をふんだんに使ったものは人気が出やすく、ママ向けの喜ばれるメニューと言えるでしょう。
バイキング形式のメニュー
バイキング形式は好きなものを選びながらとることができ、色々な種類を食べることができるので多くの層に人気があります。
特に女性の場合は多くの種類を少しずつたくさん食べたいという傾向が強く、それはママさんにも当てはまります。
また、普段は旦那さんやお子さんに料理を作っておりレパートリーが限られてしまうので、バイキングのような色とりどりな料理形式はワクワクして楽しめるようです。
限定のサプライズメニュー
多くの女性は限定という言葉に弱く、その場でしか買えないものであったり限定品などに心惹かれます。
もちろんママさんにもその傾向があり、ランチ会限定や昼宴会限定などのメニューやデザートなどがあるとそれだけで気持ちが高まります。
また、ランチ会のみファーストドリンク無料というようなちょっとしたサプライズメニューも喜ばれ、リピートされるきっかけにもなります。
お得なランチ限定のコースメニュー
夜のコースメニューは値段が高く躊躇してしまうようなお店でも、ほぼ同じ内容をランチ限定のコースメニューとして提供するお店もママさんに喜ばれます。
小さなお子さんがいるなど時間の縛りがある場合、ディナーで提供しているコース料理など興味があるママさんは多く、たまにはそういうものを楽しみたいと感じています。
それをランチ限定で値段もリーズナブルにすることで来店率は上がり、気兼ねなくコースを楽しみに訪れるママさんは多くなるでしょう。
まとめ
ママさんの集客は普通の集客と違い色々な縛りがあるので、それに合わせたメニューや時間の工夫が必要です。
また、多くのママさんは小さなお子さんがいる場合が多く、お子さんのことも考慮したサービスを考える必要があります。
ママのランチ会や昼宴会など、明確なコンセプトを打ち出しながらママさん向けのメニューを細かく考えていくことが大きなリピートにつながっていくでしょう。