
目次 開く
- 伝統を守りながら、新たな挑戦を続ける蛸屋の店舗づくり
- 新たな挑戦を支える店舗運営には、「変化に対応できる仕組み」が必要だった
- 変革を続ける企業だからこそ、「ユビレジ」を使い続ける
- 接客に集中できる環境が、新しい店舗づくりを支えている
- 新人スタッフでも迷わず使える。現場に定着した理由
- 最後に
導入前の課題感
- 本部と店舗間の情報共有に時間がかかっていた
- 新業態「AOYA CAMPAGNE」では、お客様へのおもてなしを大切にできる店舗運営を実現したかった
- 年齢や経験を問わず、誰もが安心して働ける店舗環境を実現したかった
導入後の効果
- クラウドPOSレジ「ユビレジ」の導入により、本部からリアルタイムで情報を一元管理できる環境が整った
- オーダーシステム「ユビレジ ハンディ」によって、注文から提供までを効率化し、待ち時間や伝達ミスを削減
- わかりやすい操作性のユビレジプロダクトに統一することで、店舗スタッフがお客様への接客に集中できる環境を実現
伝統を守りながら、新たな挑戦を続ける蛸屋の店舗づくり
創業1698年。300年以上の歴史を持つ老舗和菓子店・株式会社蛸屋様は、伝統を守りながらも、和カフェ「AOYA CAMPAGNE」やおかしパークなど、新たな挑戦を続けています。現在店舗数は35店舗以上。挑戦をしながら複数業態を展開する中で同社が重視してきたのは、「システムが現場の負担にならないこと」でした。
「効率化のために接客がおろそかになるのでは意味がありません。現場がお客様への接客に集中できる環境をつくることが大切だと考えています。」
そう話すのは、株式会社蛸屋 代表取締役社長の上村信夫氏です。
今回は、蛸屋が2018年から約8年間「ユビレジ」を利用し続ける理由や、新業態での活用、そして現場に定着した背景について伺いました。



創業300年以上という長い歴史を持ちながら、現在もさまざまな挑戦を続けられています。蛸屋様が大切にされていることを教えてください。
上村様:お客様へのおもてなしの心は変えず、時代やお客様の変化に合わせて、商品や店舗のあり方を進化させ続けることを大切にしています。
伝統を守ることはもちろん大切ですが、それだけでは時代の変化に対応できません。変わらない想いを持ちながら、変わり続けることが、老舗であり続けるために必要だと考えています。
その考え方は、坂東太郎グループ入り後の変革にもつながっているのでしょうか。
上村様:はい。坂東太郎グループには『親孝行・人間大好』は、人を大切にし、誠心誠意尽くすという理念があります。人をコストではなく「人財」と捉え、一人ひとりが主体的に考え、成長できる組織づくりを大切にしています。
その考え方が、おかしパークやAOYA CAMPAGNEといった新しい挑戦にもつながっていますし、お客様へのおもてなしをより良くするための原動力になっています。
新たな挑戦を支える店舗運営には、「変化に対応できる仕組み」が必要だった
店舗運営の変革にあたり、「ユビレジ」を導入いただきました。それ以前はどのような課題がありましたか。
上村様:以前はインターネットにつながっていない、昔ながらのレジを使っていました。多店舗展開をしている中で、各店舗の売上データを集約したり、商品情報を変更したりするたびに時間がかかっていました。本部と現場の情報反映にもタイムラグがあり、店舗運営のスピードを上げたいと考えていました。
レジを選ぶ際に、特に重視されたことを教えてください。
上村様:一番重視したのは、本部から全店舗を一元管理できることです。
「ユビレジ」はクラウド型なので、売上情報をリアルタイムで確認でき、商品情報の変更も本部から一括で配信できます。情報共有や店舗運営のスピードは大きく向上しました。
また、一体型レジのように本体ごと交換する必要がなく、端末だけを入れ替えて運用を続けられる点も魅力でした。
複数店舗・複数業態を運営される中で、「ユビレジ」を統一して導入しているメリットはありますか。
上村様:蛸屋では複数の店舗や業態を運営していますが、どの店舗でも同じ操作で利用できることは大きなメリットです。店舗間で応援に入るスタッフも、レジの操作を新しく覚え直す必要がありません。同じ仕組みで運用できるため、スタッフも安心して業務に入ることができ、店舗間の連携もスムーズになっています。

変革を続ける企業だからこそ、「ユビレジ」を使い続ける
2018年から約8年間ご利用いただいています。長く使い続けている理由を教えてください。
上村様:一番の理由は、システムが進化し続けていることです。SaaS型のため、機能が継続的にアップデートされ、常に新しい機能を利用できることも評価しています。
単なるPOSレジではなく、経営方針を全店へ浸透させ、現場の成長を支える基盤として信頼しています。また、現場の声を製品に反映しながら一緒に改善してくれる”伴走者”のような存在だと感じています。私たち自身も変革を続けていますので、一緒に成長していける安心感があります。
長く運用する中では、制度改正への対応も重要だったと思います。現在も消費税をはじめ、制度変更への対応が求められていますが、その点はいかがでしょうか。
上村様:以前のレジは、制度が変わるたびに設定変更やシステム改修が必要で、そのたびに費用や手間がかかっていました。
その点、「ユビレジ」は制度変更にも柔軟に対応できます。変更作業に時間を取られないため、本部は経営判断に集中でき、店舗も安心して営業に専念できます。
おかしパークやAOYA CAMPAGNE(アオヤカンパーニュ)を始められた背景を教えてください。
上村様:蛸屋は、日光東照宮への献上菓子をはじめ、これまでは贈答用のお菓子が中心でした。しかし、和菓子をもっと日常で気軽に楽しんでいただきたいという思いがありました。
「AOYA CAMPAGNE」のようなカフェ業態や「おかしパーク」のような体験型店舗を通じて、若い世代にも和菓子の魅力を届けたい。それが、新しい業態に挑戦した理由です。
接客に集中できる環境が、新しい店舗づくりを支えている
本部での一元管理や店舗運営の効率化によって生まれた余裕は、実際の店舗運営にも活かされています。
2023年に新業態としてオープンした「AOYA CAMPAGNE」では、お客様との対話を大切にする店舗づくりを実践しています。
次にAOYA CAMPAGNEの支配人で同社専務の谷口様にお話を伺いました。
AOYA CAMPAGNEを立ち上げた背景を教えてください。
谷口様:あんこの魅力をもっと伝えたいという思いがありました。和菓子の伝統を守りながら、次世代のお客様にも日常の中で楽しめる和菓子体験を届けたい。その想いから、新しい業態としてAOYA CAMPAGNEを立ち上げました。和菓子を贈答品としてだけではなく、日常の時間を豊かにする存在へ広げることも目的の一つです。

店舗運営では、どのようなことを大切にされていますか。
谷口様:一番大切にしているのは、お客様との対話の時間です。
効率化はシステムに任せ、スタッフにはお菓子への想いや、お客様の気分に寄り添った接客に集中してもらいたいと考えています。
そのため、お客様をお待たせしないことを最優先にし、注文から提供までの時間短縮とミス防止を図っています。

その店舗運営を支える仕組みとして、「ユビレジ ハンディ」を導入されていますね。
谷口様:はい。お客様から伺った注文はハンディで入力し、その内容が担当する調理場へ自動で振り分けられるようにしています。
AOYA CAMPAGNEでは、喫茶、キッチン、スイーツなどメニューによって担当が異なります。お客様から注文が入ると、各担当ごとに分けられたキッチンプリンタを介して、各部門にダイレクトに注文情報が届くように設定しています。導入当初は運用面で調整もありましたが、ユビレジにも相談しながら改善を重ね、現在ではスムーズに運用できています。


実際に導入されて、どのような変化がありましたか。
谷口様:注文内容が担当部署に瞬時に共有されるため、伝達のミスを防ぎ、お客様の待ち時間を削減することができました。
販売とカフェで同じ仕組みを利用しているため、繁忙時でもスタッフは落ち着いて接客できるようになりました。よりスムーズで効率的に運営できていると思います。
新人スタッフでも迷わず使える。現場に定着した理由
ユビレジプロダクトの使いやすさについて、谷口様からは、特に若い世代ではスマートフォン感覚で使えるので、教育もしやすくなった、とお話しいただきました。
実際に、2021年にオープンした体験型店舗「おかしパーク」では、新人スタッフでも安心して使える操作性が、日々の店舗運営を支えています。実際にこの春に同社に入社したスタッフの方にお話を伺いました。

初めて使うとき、不安はありませんでしたか。
スタッフの方:最初は少し緊張しましたが、スマホと同じような簡単な操作ばかりだったので、特に抵抗はありませんでした。
実際にレジの操作を覚えるのはどうでしたか。
スタッフの方:マニュアルがなくても、画面を見ながら数回操作するだけで覚えられました。すごく簡単にできました。


最後に
老舗でありながら、新しい価値を生み出し続ける蛸屋様。
その挑戦を支えているのは、変化に柔軟に対応できる店舗運営基盤と、現場がお客様と向き合える環境づくりでした。
「システムが足かせにならず、現場がお客様への接客に集中できる環境を重視しました。」
その言葉どおり、「ユビレジ」は単なるPOSレジではなく、蛸屋様が大切にする”おもてなし”を支える店舗基盤として、これからも進化を続ける店舗づくりを支えています。

本日はありがとうございました。
AOYA CAMPAGNE(アオヤカンパーニュ)
住所
栃木県小山市萩島116-1
電話番号
0285-39-7555
営業時間
【物販・あんこバー】9:00〜18:00
【レストラン】9:00〜18:00(ラストオーダー17:30迄)
【モーニング】9:00〜11:00
※9:00〜10:00はモーニングメニューのみ提供
定休日
なし




