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スマホでも美味しそうに撮れる!料理写真の3つの基本撮影テクニック

その他
スマホを使って手元で美味しそうな料理写真を撮影するテクニックのイメージ

モバイルオーダーを使用してお客様が注文を決めるとき、料理名のテキスト情報よりも「魅力的な料理の写真」が重要な決め手になると言われています。

そのため、モバイルオーダーを導入している飲食店にとって、メニューの写真は単なる添え物ではなく、言わば「接客担当者」であり、売上を左右する最重要ツールです。

「でも本格的なカメラはないし、プロに依頼するのもコストがかかる……」と、つい写真の準備を後回しにしてしまいがちですよね。

でも、諦める必要はありません。お手持ちのスマートフォンでも、たった「3つの基本撮影テクニック」を知るだけで、料理写真を格段に美味しそうに撮ることができるようになります。

本記事では、今日からすぐに実践できる、スマホでの料理撮影を劇的に改善する「3つの基本撮影テクニック」を解説します。この3つを実践するだけで、モバイルオーダー画面はお客様の食欲を刺激し、注文を促す強力な営業ツールへと生まれ変わります。ぜひ、お試しください。

撮影協力店舗である広島お好み焼きホプキンス立川店の外観と赤い看板

<撮影協力店舗のご紹介>

広島お好み焼き ホプキンス 立川店

本場広島の味を、独自のスタイルで楽しめる広島お好み焼き店。
お好み焼き以外にも、豊富な種類の鉄板焼きや名物の特製おでんなど、魅力的なメニューを多数取り揃え、飲み放題付きのアルコールメニューも充実。
掘りごたつ席も完備しており、ゆったりとくつろぎながらお食事を満喫していただけます。

モバイルオーダーの「料理写真」が売上アップに貢献する理由

スマートフォンに表示されたユビレジQRオーダー&決済のメニュー画面と卓上QRコードのイメージ

なぜ、モバイルオーダーにおいて料理写真がそれほど重要なのでしょうか。理由は大きく3つあります。

1. 料理は「視覚」が8割。注文の決定打になる

対面接客であれば、スタッフが「本日のおすすめは〇〇です!」と熱量を持って伝えることで売上アップにつながることもあるでしょう。しかし、モバイルオーダーでは料理写真が接客担当者です。

人間が受け取る情報の8割以上は視覚からと言われています。メニュー名だけでは伝わらない「シズル感(美味しそうな雰囲気)」を写真で伝えることで、「食べたい!」という食欲を後押しします。

2. 客単価の向上(ついで買いの誘発)

魅力的な料理写真は、予定になかった「あと一品」を引き出します。食後のコーヒーや、特にデザートを食べるつもりはなかったお客様も、美味しそうなパフェの写真を見れば、つい指が動いてしまうものです。料理写真は、お客様の潜在的な欲求を掘り起こす強力なツールです。

3. 期待値のミスマッチを防ぎ、言語の壁をなくす

「思っていた料理と違う」というクレームは、店舗の評価・口コミを下げる要因になります。適切な写真が掲載されていれば、ボリューム感や盛り付けが事前に伝わり、顧客満足度の安定につながります。

また、日本の料理に慣れていない訪日外国人(インバウンド)のお客様に対しても、非言語である料理写真は非常に有効なコミュニケーションツールとなります。

“とりあえず撮る”から“考えて撮る”へ

新メニューができるたびに「とりあえず記録として」スマホカメラを向けてしまっている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、 「記録」としての写真と「販促」としての写真は全く別物です。そのほんの一瞬、シャッターを切る前に「どうすれば一番おいしそうに見えるかな?」と考えて撮るだけで、写真は劇的に変わります。

大切なのは、センスよりも「おいしく見せたい!」というちょっとした工夫です。

とはいえ、「具体的に何を考えればいいの?」と迷ってしまうかもしれません。そこで、これだけ意識すれば誰でもスマホで「おいしそうな写真」が撮れるようになる、3つのポイントに絞って解説します。

モバイルオーダーの画面に効果的!料理撮影の3つの基本撮影テクニック

スマホの料理撮影テクニックを実践して美味しそうに撮影してる牡蠣バター

それでは、モバイルオーダーの画面で効果的な、スマホで美味しそうな料理写真を撮るための3つの基本撮影テクニックを紹介します。

① レンズ(倍率)を「2倍」にする:歪みを抑えて形を正しく伝える

「スマホを料理に近づけて撮ったら、器がぐにゃっと歪んでしまった」という経験はありませんか? 実は、スマホのカメラ(1倍レンズ)は「広角レンズ」が採用されており、広い範囲を写すのが得意な反面、近づきすぎると端の方が引き伸ばされて歪むという性質を持っています。

せっかくのこだわりのお料理。形をきれいに、正しく伝えるためのポイントは、「近づく」のではなく、被写体である料理から少し離れて「ズーム(2倍)」を使うことです。

比較写真でその違いを確かめてみましょう。

スマホの1倍レンズで料理に近づいて撮影したお好み焼き
スマホの2倍ズームを使い、料理から少し離れて撮影したカキバター
  • 上(レンズ1倍): 1倍レンズ(1x)で、料理に近づいて撮影
  • 下(レンズ2倍): 料理から少し離れ、2倍ズーム(2x)を使って撮影

上下の写真を比べると、1倍レンズで撮影した写真は下の鉄板が手前に向かって広がっているように見えています。一方、2倍ズームで撮影した写真は器の形も料理のバランスも、実物に近い自然な姿で写っています。

ポイントは「一歩下がって2倍ズーム」

「ズームを使うと画質が悪くなるのでは?」と心配されるかもしれませんが、今のスマホ(特に最近の多眼カメラを搭載したモデル)なら、2倍程度であれば十分に綺麗な写真が撮影できます。

30cm〜50cmほど離れる
料理にスマホを近づけるのではなく、少しゆとりを持って離れます。
画面上で「2x」をタップ
ズームに切り替えることで、料理の形がキュッと引き締まり、料理も器も歪みがなくなります。

また、モバイルオーダーの画面で料理を並べたとき、この「形の正しさ」が揃っていると、メニュー全体にまるでプロが撮影したような清潔感と安心感が生まれます。実際に私自身も一眼レフで料理撮影する際は、広角レンズではなく、やや望遠のレンズを使用することが多いです。

まずは一歩下がって、ズームボタンをタップするところから試してみてください!

(※詳細は別記事「スマホで「これ食べたい!」を撮影!料理撮影テクニック<アングル・構図編>」にて解説しています)

② 半逆光(ライティング)で撮影する:料理のシズル感を出す

おいしそうな写真に欠かせないのが、料理の「照り」や「みずみずしさ」、いわゆるシズル感です。このシズル感を生み出す正体こそが「光」です。

料理を撮る時、ついつい「部屋を明るくしなきゃ」と、真上にある蛍光灯や電球の下で撮っていませんか? 実は、それが「おいしそうな写真」から遠ざかる原因かもしれません。

ここで、実際に同じスマホで「カキバター」を撮影した比較写真を見てみましょう。

店内の蛍光灯の下で撮影したグラスビール
窓際からの自然光(半逆光)を当てて撮影したカキバター(できたての照りや身のぷりぷりとした立体感、シズル感が表現されている状態)
  • 上(店内照明): 店内の蛍光灯の下で撮影した写真
  • 下(窓際で半逆光): 窓際で斜め左後ろ(半逆光)から自然光が当たっている状態

上の写真は全体的に平面的で立体感に乏しく、できたてのカキバターにもかかわらず萎びたようにも見えてしまいます。一方、下の写真は、カキバターの「照り」がキラリと輝いて、みずみずしさや身がぷりぷりしているのが表現されており、いわゆる「シズル感」が出て「おいしそう」に見えますよね?

ポイントは「窓から入る自然光」を「半逆光」で

もし店内に窓があり自然光が入るのであれば、プロが使うような照明機材は必要ありません。一番の味方は「窓から入る自然光」です。店内の照明を切って、自然光を料理の左奥から「半逆光」で当てるのがオススメです。自然光を半逆光で撮影することで、料理に「照り」を出し、シズル感を演出することができます。

「うちの店は窓がないから……」という場合も大丈夫。別の記事でスマホのライトや簡易LED照明を使って、同じような効果を出す方法もご紹介します。

まずは一度、お店の中で一番「光が綺麗に入る場所」を探すところから始めてみましょう!

(※詳細は別記事「スマホでシズル感を出す!料理撮影テクニック<自然光・ライティング編>」にて解説します)

③ アングル:視線の高さで料理をしっかり見せる

料理には、それぞれ一番美しく見える「顔」があります。 スマホを構える高さを変えるだけで、同じ被写体でも「迫力」が出たり、「器や料理の内容がしっかり見える」ようになったりと、印象を自由自在にコントロールできます。

特にドリンク類は、アングルひとつで「飲みたい!」という気持ちが大きく変わります。 ここで、ビールを例に、実際に撮影した比較写真を見てみましょう。

斜め上のアングルから見下ろして撮影したお好み焼き
真横のアングルから撮影したグラスビール
  • 上(斜めからのアングル): ビールを斜め上から見た写真
  • 下(真横からのアングル): ビールを真横から撮影した写真

どちらの写真も同じ場所で、同じ光、同じスマホで、アングルだけを変えて撮影したものです。

上の写真は、私たちが上から見下ろしたような視点です。悪くはありませんが、グラスの下側が細く見えてしまうことや、ドリンクのように背の高いものを見下ろして撮影することで、余分な背景まで写ってしまいます。

一方、下の写真は、真横(真正面)から撮影することで、ビールジョッキの形をしっかり見せることや、白い背景に被写体をスッキリと収めることができています。

ポイントは「料理ごとに特等席を見つける」

すべての料理を同じ角度で撮る必要はありません。その被写体が「どこを自慢したいか」で角度を決めてみてください。

もし迷ったら、料理をよく観察し、「一番美味しそう!」に見えるアングルを見つけましょう。また、調理の際に「一番お客様に見ていただきたい視点」を意識して盛り付けることも大切です。

(※詳細は別記事「スマホでシズル感を出す!料理撮影テクニック<自然光・ライティング編>」にて解説します)

すぐに使える!撮影時のチェックリスト

モバイルオーダー画面における料理写真のクオリティを統一するためには、誰でも撮影ができるように、事前にチェックリストを作成し、撮影前に確認することもオススメです。

スマホを構えて以下の5項目を確認してください。これだけで失敗の半分は防ぐことができます。

  1. 撮影場所(半逆光になる場所)を決める

いつも撮影する場所(窓から自然光が入り半逆光になる場所)を決めておき、自然光の入る時間帯にその場所で撮影をします。

  1. 背景を準備する

料理を邪魔しないシンプルな背景を用意しましょう。(テーブル・色画用紙・布など)モバイルオーダーの画面で他の料理写真と並んだ場合に統一することができます。

  1. レンズを拭く

スマホのレンズには皮脂がつきやすいです。また、料理や店内の環境によってはレンズが曇る場合があるため、撮影する前にレンズを必ず布で拭きましょう。メガネ拭きなどの布がオススメです。

  1. レンズをズーム(2x)にする

被写体(料理)をテーブルに置いたら、スマホのカメラアプリを立ち上げ、レンズを「2倍」に設定しましょう。

  1. 美味しそうなアングルを見つけてピントを合わせて撮影!

料理が一番「美味しそう!」に見えるアングルを見つけたら、画面をタップしてピントを合わせ、シャッターを押しましょう。

飲食店の売上アップには「写真付き」のモバイルオーダーがおすすめ

ここまで、スマホ一台でできる撮影のコツをご紹介してきました。「これなら自分にもできそう」と思っていただけたでしょうか? 

魅力的な料理写真が並ぶメニュー画面は、お客様の注文をスムーズにし、結果として客単価の向上やリピート率アップという形で、お店にプラスの効果をもたらしてくれます。

まずは、今日ご紹介した「料理写真の3つの撮影基本テクニック」を、今日のまかないや定番メニューで試してみてください。

  1. レンズで美しいフォルム(形)にし、
  2. でシズル感を出し、
  3. アングルで魅力を引き出してお客様に伝える。

皆さんのスマホが、最強の営業ツールに変わるはずです。お客様に「おいしそう!」と喜んでもらえる素敵なメニュー画面を作っていきましょう。

佐治 秀保(広告写真家/中小企業診断士)

株式会社ビジネスのかんさつ / オルタナクリエイツ
佐治 秀保(広告写真家/中小企業診断士)

写真・動画の撮影方法やWebマーケティングの内製化を伴走型で支援しています。特に、撮影の出張研修サービス「撮トレ」では、マーケティング視点と広告写真家視点に基づいた「売れる写真」を撮影するための基礎知識やノウハウを伝授。大企業から中小企業まで、100社を超える企業に受講いただいています。

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